26-28日目 またね沖縄、ハローチャリダー達!春だ!お花見タイム!

26-28日目 またね沖縄、ハローチャリダー達!春だ!お花見タイム!

Apr 27 • ブログ • 163 Views • No Comments

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親切な大城さんの家族に一週間近くお世話になってしまいましたが、とうとうお別れの日が来ました。もうあと一週間で小学生になる6歳のこうちゃんと仲良くなって、余計に別れがつらかったのです。入学式の時ヤギ汁をするから食べてから帰れば、と言われましたが、本島の桜が散る前に沖縄から戻らなくてはと考えていたので、後ろ髪を引かれながら本部港へと向かいました。

大城さんとこうちゃんが、船から投げるカラーテープを港に持ってきてくれました。テレビで見た事はあったけど、実際にこれをやるのは初めてでした。手を降りながら、こうちゃんが、「また来てね〜!」と叫んでくれて、すごく感動的なお別れでした。ああ言われちゃったらまた行かなくては。今度会う時はもっと大きくなってるだろうなあ。

本部港で、着物を来た人が同じフェリーに乗りに来ました。お互いの変わった格好について話が弾みます。私は一時間どしゃ降りの雨の中を自転車に乗って本部港へ到着したばっかりだったので、ずぶぬれのオレンジの雨がっぱ姿で、まっピンクの自転車の横に立っていたのでした。

彼は、三好輝(みよしひかる)さんという三味線奏者でした。長い船旅だったので、しばらく一緒にいろいろお話したりして、三味線もちょっと弾いてもらいました。食堂だったので消音駒を使われたのですが、ビデオに撮ってみました。かっちょいいー!

フェリーから降りる時には、あと4人の自転車の旅人に遭遇。みんなも日本中を自転車でソロの旅をしているらしいけど、たまたま同じフェリーで沖縄から鹿児島へ乗ってきていたのです。

これまた偶然なことに、その夜泊まるために、鹿児島の同じゲストハウスにみんな向かっていたのでした。九州に戻ってすぐに友達ができて、本島に嬉しかった。

これは鹿児島が終点の3つの国道を示している地図です。私よりももっと経験のあるこのチャリダー達に、色んな質問をすることができました。なんと言っても私はその時点で一ヶ月もまだ乗っていない、超、超、超新米のチャリダーでしたから、毎日実は不安だらけなのです。

一緒に鹿児島の黒味噌ラーメンを食べにも行きました。私は山芋入りのを注文。

ちょうど桜が満開の時に九州に帰って来れてよかった。ギリギリ間に合った〜!!

永遠に続くかのように咲く、満開の桜。日本の春は、本島に美しい。

この日の晩は、鹿児島の薩摩焼酎と久米島の泡盛という、すごい組み合わせ。チャリダーの一人がお友達に頂いたという貴重な焼酎を味見させてもらえました。ラッキー!

次の日の朝、みんなともお別れ。皆違う方向へと旅立って行きました。私は桜島へと向かいます。

15分のフェリーに乗って桜島へ渡っている間に、私の出身地の近くからやってきた二人のサイクリストに出会いました。車で自転車を乗せて鹿児島まで週末のサイクリングにやってきたらしい。一緒に乗ってお昼でも食べに行こうということになり、楽しく一緒にサイクリングしました。一人旅なのに、なんか一人でいる時間が少ない、この不思議な現象。

なるべく火山灰を吸い込まないよう、ネックウォーマーを鼻まで上げてのサイクリング。

桜島は本当にきれいでした。世界に誇れる素晴らしい景色です。自転車に乗りながら、色んな方向から山を眺めました。灰だらけになっても、行く価値が十分でした。

そしてその途中でランチタイム!黒豚の炊き込みご飯を頂きました。

とろける柔らかさの鹿児島の黒豚。美味しすぎ。

自転車で汗をかいたあとの美味しい昼食で、笑顔にならずにはいられませんよね。

お昼の後は、私はふるさと温泉に入りました。実はこの露天風呂に入りたくて桜島までやってきたのでした。ここはめずらしく白い浴衣を装着してお風呂に入らなくてはいけないという、神聖なお風呂なのでした。この時は、私一人しかいなくて、この温泉を独占状態。(だから写真も撮れたというわけ。)火山灰もすっきり。(またこの後自転車に乗って結局かぶったんですけど。)

これは中の大浴場。だーれもいなかった。

温泉の後のハッピーな私のビデオです。日焼けした肌がつるつるになったかも、と英語で言ってます。

全国でも有名な、鹿児島の白クマくんのかき氷を食べに行きました。コンデンスミルクが甘くておいしーい。満面の笑顔で食べていたら、横を通るおばちゃん達も笑顔で私を見ていました。笑

この日の夜は、鹿児島でジーンさん(彼女のニックネーム)という英語教師の方のお宅にお世話になりました。桜が満開だから、夜桜のお花見をしようということに!うれしー!!

お花見中にフランス人のお友達まで通りかかって参加。なんて国際的なお花見でしょ。

なんと、ジーンさんが鹿児島の鳥刺しをお花見に持ってきてくださいました。鶏肉を生で食べた事が今までなかったのでびっくりしましたが、すごくおいしかった。鹿児島の甘い醤油でいただきました。

実は沖縄から九州に戻ってくるのはちょっと怖かったのです。一人ぼっちになるんだろうなあとか心配がたくさんあったのですが、フェリーに乗った時点から、実際それとは正反対でした。人生って、自分の知らないことに挑戦すると、たくさんいいことが起こるんだということを、この旅で日々学んでいます。

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