Chigasaki Surf Beach and my bike

92-93日目 サーフィンのメッカとアウトドア派な鎌倉大仏

Feb 29 • ブログ • 329 Views • No Comments

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沖縄から関東エリアにたどり着くまでの間にはたくさんのサーファーを目にしてきましたが、やはり茅ヶ崎、湘南ビーチが日本のサーファーのメッカですよね。長い砂浜に沿ってサイクリングもできる遊歩道があり、自転車にサーフボードを載せてビーチに来ている人達がたくさんいました。

Chigasaki Beach, bikes & surfers 茅ヶ崎ビーチ 自転車とサーファー

この景色なんて、まるでロサンゼルスのベニスビーチがおとなしくなった感じ・・・と言えなくもないでしょう。

A runner on Chigasaki beach 茅ヶ崎ビーチのランナー

上の写真の右の方に写っているのが江ノ島です。ここに来たらサザンの曲が頭の中をぐるぐるエンドレスに流れていく・・・。

Welcome to Enoshima ようこそ江ノ島へ

島への橋を渡った後、食べ物屋さんがいっぱい並ぶ参道を通って、みんな江島神社に向かっていました。私も一人、自転車を押しながらキョロキョロ観光。

Enoshima Shrine 江島神社

パドルサーファー、ウィンドサーファー、インターネットサーファー(私ね)などなど、みんなここに集まっていました。

Paddlesurfers & windsurfers パドルサーファーとウィンドサーファー

この地域の名物、しらす丼をお昼ご飯に頂きました。ちょっと前には、生のしらすを初めて食べましたが、今回は茹でられてました。海は私たちの遊び場にもなり、こんなにおいしい海の幸も提供してくれて、まさに恵みの母ですね。大事にしてあげないといけません。

Shirasu (baby sardine) bowl しらす丼

この東京南部のエリアと言えば、鎌倉大仏のある高徳院を含め、数多くの文化財がある観光名所。12〜14世紀に鎌倉幕府が置かれていた頃に大仏が作られた時には大仏殿の中に納められていたらしいですが、地震や津波などで二回もその建物が壊れたらしく、その後は今のように大空の下で瞑想されているようです。広々として、この方が気持ちいいんじゃないかと私は思いますけど。

Daibutsu buddha in Kamakura 鎌倉の大仏様

日本の人々は御仏を尊敬しています。はたまたハローキティーも国民的な人気者です。そんな大好きなものへの愛情を一緒に表現するのがまたこの国、日本。これを冒涜だとか文句を言う人は特にいません。個人的には多分、仏様もこれを見ておかしいと笑っているだろうと思います。だって寛容で、大きい方ですし。特に鎌倉では。

Hello Kitty Buddha of Kamakura...? 鎌倉の大仏キティーちゃん

このブログで何度も言ってきたように、日本を自転車で旅して良かったと思った事は、観光とおいしい食べ物だけではありませんでした。東京に入ると、一台の白いバンが私に並走してきて、止まってくれと合図してきました。大都会に入っていたので、この知らない人が疑わしく思えてどうしようと考えたのですが、この後思いもかけないことが起こりました。

挨拶をしてきたのは50代後半くらいの男性で、自分も若い頃に自転車で日本を廻ったことがあるんだと嬉しそうに話し、頑張ってねと応援の言葉をかけて去って行きました。

と思いきや、自転車をまたこぎ始めると、300mくらい先にまたそのバンが停車していて、さっきのおじさんがきれいに包装してある菓子箱を持って立っていました。私は再び、こんにちはと挨拶。おじさんは、「これ、すごくおいしいから!食べて!」とその菓子箱を私に渡し、手を降りながら去って行きました。それは、海苔に巻かれた大師巻という川崎の揚げ煎で、一個食べたら病み付きになってしまったとても美味しいお菓子でした。誰かにお土産で渡すはずだったのかもしれないのに、道端を行く私が頂いてしまいました。

Gift of snacks from a stranger on the road 見知らぬ人からおいしいプレゼント

東京のような大都市に、荷物を積んだ自転車で入るのは面倒くさいことになりそうだと思っていた矢先に起きたこの出来事。でも偶然に起きたとは言えないような気がしました。そこまでにも、もう何度も色んな人たちの優しい行為に出会っていたのは確かです。それは日本中にいつもあって、まるでそれに巡り会わない事の方が難しいかのようにも感じられました。

それは、「こんにちは」の一言であり、車やバイクから手を振ってくれる行為であり、笑顔であり(そしてたまに食べ物であったり)。そのすべてが、時に頭の中が悶々としていた私の一日を明るくしてくれました。まるで自転車が、目に見えない何か、何かとてもいい事を、作り出してくれていたような気がします。

This post is also available in: 英語

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