5〜7日目 鹿児島、さつま揚げ、そしてフェリーへ

Mar 31 • ブログ • 122 Views • No Comments

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Breakfast in a home in Tsuchikawa

何日もよく眠れなかった日々が続いていたけれど、やっとこの突然お世話になった土川の日本家屋でぐっすり眠る事がきました。そしてトースターがあったことがなんと嬉しかった事か。この旅に出発してから、トースターやお湯、電気や、屋根があることなど、日頃何気なく使っている物への感謝の心が芽生えました。朝ご飯のパンとコーヒーは暖かくて、また自転車に乗るエネルギーをもらいました。

家主のおじさんが朝、私たちが出発する前にやってきました。もう一晩泊まって行ったらいいのに、とまで言っていただき、突然やってきた私たちへのその優しさにジーンとしました。ありがとう、と感謝の書き置きをこたつの上に残して、鹿児島市へと出発です。

土川を出て、羽島の港町を通りかかりました。そこで日本とイギリスの旗が掲げてあるのを発見し、一体これは?と近づいて読んでみました。

1865年に、19人の侍が薩摩藩からイギリスへ留学するためにこの港から出発した地だということでした。イギリス人の貿易商のグラバー氏が準備した蒸気船で3ヶ月をかけて到着し、ロンドン大学で医学、言語、文化、陸海軍の技術などを学び、その後の日本の近代化に大きく活躍したことをたたえる碑です。

自転車でたまたまこんな所に通りかかるとは!
私も留学をし、海外に何年も住んでいたわけですが、特に最初の方などは言葉や文化の違いで苦労したものです。でも100年以上前にそれをやった彼らの苦労はどんなに大変なものだったのか。想像にもつかないカルチャーショックだったに違いありません。

鹿児島と言えば、はずせないのがさつま揚げですよね。ビールのおつまみにも、うどんなんかに乗せてもおいしい♪ 工場をたまたま通りかかったので、寄って見学して色々つまんでみました。

鹿児島市へと向かって行く途中、大きな荷物をつけた二人のサイクリストを発見!止まって手を降り、一緒にお昼を食べました。東京と大阪からきたという友人の彼らは、4月に仕事が始まる前に、卒業旅行を兼ねて自転車で鹿児島までやってきたそう。お互いの旅のことなどを話して楽しい時間を過ごしました。しかし彼らのスピードは私たちよりも速く、一日にカバーする距離は私たちの二倍、100〜120kmも!2週間でここまできたらしいです。すごいなあ〜〜。

本日の定食、豚の生姜焼き。ご飯とお味噌汁は食べ放題で、男性陣はもりもりおかわりしてました。食いしん坊の私でも、さすがにそこまではたどり着かず。

私の大好物、揚げ出し豆腐もついてました。 :)

鹿児島にはすごく広い歩道兼自転車道があってびっくり。2レーンもあって、車道と同じ広さ、すごい!

この日は曇っていましたが、とうとう雨が。初めて雨具を装着する時がきました。

鹿児島市で一晩過ごし、沖縄行きのフェリーに私が乗る前にお昼ご飯を食べに行きました。港の近くに回転寿しがあったので、そこで食べる事に。

結構食べたかも?

そしてとうとうアルバロさんにバイバイする時が来ました。世界一周中のサイクリストが家に来て、そして九州を一緒に自転車で乗れた本当に楽しい一週間でした。さあ、ここからはソロ!大丈夫かいな???それはここからのお楽しみです。

桜島です。鹿児島港の近くでは私たちも結構灰をかぶりました。
さようなら鹿児島、沖縄から帰ってきたらまた会おう。

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