66日目 ハンバーガーとタンゴのステップを踏む神戸

Aug 10 • ブログ • 183 Views • No Comments

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Ultimate Burgers in Kobe! 神戸で究極のハンバーガー

神戸牛。コービー・ブライアント(NBA最高峰のバスケ選手)。この西日本の美しい港町は、高級な味でその名を轟かせる世界的に有名な都市です。「コーベビーフ」と言えば、おおぉと一目置かれるその大きな存在の他にも、スイーツやパンでも美味しい街だと国内で有名です。港町なだけあって、レトロな洋館も多く存在する神戸ですが、今回はその観光よりももっとやりたいことがありました。それは、大学時代にアメリカで仲良しだったエリに自転車で会いに行くこと!

エリはアートが大好きな神戸っ子。彼女の人懐っこい性格もあって、たくさん神戸に友達がいるのですが、ちょうど公園で友達の誕生日バーベキューをやるからおいでよと誘ってくれたんです。実は淡路島で雨に降られて足止めを食らっていた間に私の誕生日も来ちゃっていたので、30人近くの友達と一緒に祝ってもらえることになりました。えらく食べ物と友達の運にツイているので、この旅の途中でいつかその効果が切れそうだな、と思ったりもしましたが、とにかく私に微笑み続けるタイミングの神様に感謝しつつ楽しむことにしました。

神戸の公園のバーベキューパーティーは、みんなの豪華絢爛なお手製料理の山!それに加えてお友達のプロのパン屋さんのハンバーガーカフェが公園に出動してくるという、まれに見る大パーティー!バン、ベーコン、パティにバーバキューソースまで、全て手作りの究極バーガーがその場で焼かれるというおいしい日に、ちょうど神戸を通りかかってしまったのです!

「No Burger, No Life」という文字が車に貼付けられている程、ハンバーガー命の職人が登場。

No Burger No Life

バーガーマンとはい、チーズ!まゆー!

Burger Man in Kobe! 神戸のハンバーガーマン

本格的なタイカレーに生春巻き、ミートローフやタコのマリネ等、これだけの人数が8時間食べ続けても終わらないすごい量。みんな料理がうまい!!

Potluck BBQ Party in Kobe

そしてそれだけに終わらなかったのがこの野外パーティー。なんと音楽の生演奏が始まり、その後にダンサー達が踊りだし、おいしい物と驚きの連続に、公園で笑いの渦へと落ちて行くみんな。

Dancers and musician

そこにはなんとタンゴのダンサーまで存在しました。一体何の集まりなんだこれは!(笑)そういう私も自転車日本縦断中で現れた非日常的な人物の一人だったんですけれども。

ダンスのレッスンなど今まで受けたことがなかったのですが、そのタンゴのダンサーと初めて踊ってみている何人かを眺めていたら、シャイに座っているのが段々馬鹿らしくなってきて、ちょっと参加してみることにしました。実際やってみると以外にスムーズに動けるもので(リードが上手いからに他ならないのですが)、彼の首の下の一点を見ているだけで、足下を見下ろさずに次のステップが分かるんです。これが何と楽しかったことか!人生でやりたいことがまた一つ増えてしまった。ダンス!

このダンサー達は、自分の気持ちの表現を本当に素直に自由にできて、それを見ているだけで満ちあふれるエネルギーと、小さくシャイにならない勇気をもらえました。(元々シャイじゃなかろう、と突っ込まれそうですが)自己表現に、ダンスや音楽、執筆、絵画などのアート、はたまた料理などをするのは、ストレス発散にもなるし素晴らしく気持ちのいいことです。ダンスを観るのは前から大好きだったけれど、今度はやってみることの楽しさに魅了されました。

食べたり爆笑したりは続き、この旅にはめずらしく夜の10時半過ぎに自転車でバックパッカーハウスに戻ることに。うまく写真に撮れなかったけれど、キラキラ光るきれいな神戸の街を、嬉しい気持ち胸一杯に走って行きました。

Night time Kobe 夜の神戸

まるで今回の神戸訪問にはそのテーマがあるかのように、帰りに道路の高架下でヒップホップダンスを練習するグループにも通りかかりました。これはダンスをやれというお告げに違いない。

Dance Group under a highway in Kobe at night

ピンクの自転車で登場してエリと顔を合わせた時は、お互い笑いが止まりませんでした。本当にまさかチャリンコで神戸に行くなんて、ましてや日本縦断だなんて、私も彼女も予想だにしなかったことです。私、全然そんなタイプじゃなかったし。でも人生って、分かっていると思っている自分にだって驚きの連続なのが正直なところです。

笑顔と笑いを絶やさない純粋なエリのお陰で、神戸は最高においしく、アートな思い出一杯の一日になったのでした。ありがとう、えり! :)

Cycled to Kobe to see my uni friend, Eri! ひさしぶり〜えり〜〜!神戸まで自転車で会いにきたぜ〜〜!!笑

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