旅の準備はジャグリング
人生で何か新しいことを始める決断をすると、その瞬間から全く知らなかった世界への新しい扉が目の前で開いていく。 扉の向こう側には、新しい発見と友達が待っているもの。 まさにそれが今の私の状況で、しかもなんとそれが私の実家で起こっている。 先週、福岡の田舎にある私の実家に、あるサイクリストが到着した。 なんと彼はスペインから、80キロもの荷物を引っさげた、まるで戦車みたいな自転車で登場した。絶対日常にありえない強烈な登場だ。(嬉しすぎて写真取り忘れた!) 彼はここ6年間をかけて、アフリカ、中東、アジア諸国、合計61カ国、86,023kmを自転車に乗って今月日本に到着した。 しかも彼、ピエロ。 ・・・え?って? なんと、ピエロが、地球の反対側から、自転車で、やってきた。 しかもいるの。今も!!! 彼の名前は、アルバロ・ニール。別の名はBiciclown (自転車のピエロ)。 「Miles of Smiles Around the World (世界中の笑顔の道)」という世界一周プロジェクトの真っ最中の彼は、ジャグリングやマジックの技とピエロの演技で、世界中の何万という恵まれない人達にただで笑顔を与え続けている。 彼のことは、イギリスに住んでいる時に、ランダっていうスペインはバスク地方出身のサイクリング好きな友達から教わった。ランダは色んなサイクリストのブログをよく読んでいて、ある日一緒にBiciclownのビデオを私と一緒に見て笑った事があったんだけど、それからすっかり忘れていた。 そして今月の始めに、ランダから、Biciclownがもうすぐ上海から日本に到着するから、私を紹介していいかとメールがあった。 もちろんよと承諾し、私は家族に頼み込んで、このピエロのサイクリストが執筆中の本を書き終えられるよう、一ヶ月間うちに泊めることになった。 家族が了承してくれた後、私は両親の前で飛び跳ねるの何のといった相当な喜びようで、アルバロさんの到着を待ちかねた。笑 到着後、アルバロさんはうちの家族をみんな笑顔にしてくれたのみならず、昨日の晩は、家族全員でみかんのジャグリング大会に。夕食中もかなり爆笑の連続だったけど、その後もおもしろすぎてうち茶の間は全員で笑いの渦に。 みかん落としすぎて割れるもんだから、私たちのジャグリングを見ていた母はそれを食べるのに大忙し・・・。 私が日本縦断の
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