• Wind Power Plant

    86-87日目 食と未来のエネルギーを考えよう!

    Feb 10 • ブログ • 477 Views

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    外国の友人に、日本では物価がとても高いのだろうと言われることがよくあります。これはもちろん、どこの国に比べているのかによるし、実際何でもかんでもが高い訳ではありません。外食ではアメリカみたいに高いチップを払う必要がないし、とてもおいしい食事をリーズナブルな値段で食べることは十分可能です。 名古屋やこの周辺では「モーニング」がとてもお得だと教えてもらったので、試してみる事にしました。コーヒーを頼むとトーストとゆで卵がついてくるというおいしい話。おまけに100円で小倉をプラス。トーストに小倉・・・初めてだったけどつまりこれって、オープンサンドイッチならぬ「オープンあんぱん」ってとこですね。 海に囲まれた日本を自転車に乗って行くと必ず見るのが船。小さな木製の漁船から大型の旅客船、はたまた太平洋に沈んでしまったかの有名な戦艦大和など、造船は日本を代表する産業。一時期ほどの勢いはなくなったといえども、日本中を旅していると、船作りの心が生きる街にしばしば通りかかります。こんなに素敵な白いヨットを見て、あ〜こんなかっこいい船で海にクルージングに行けたら気持ちいいだろうな〜〜〜!!!と思いにふけったり。(そして更にこれをじっと見ていると、「ファイトー いっぱーーつ!」という言葉が浮かんでくるのも事実。) 日本に訪れる外国人にとって面白いと思われることの一つが、日本風にアレンジされた外国の食べ物。日本で大人気のモスバーガーが大好きだという外国人が多いのを知っていましたか?バンがお米になったり、中が焼き肉だったり、そして何より新鮮で時間がかかるという、この時点で既にファーストフードではない、とっても日本なハンバーガー屋さん。 この旅ではめずらしく、久々にハンバーガー食べました。ポテトはこのブログに初登場じゃないだろうか。 甘いものを食べたくて、どこかカフェで一息つきたい、でもあんまりお金がない・・・。こんな時の解決方法の一つを発見しました!和菓子屋さんに寄った時のこと。素敵な和の店内には椅子がいくつかあって、和菓子を一個買ったらお茶を出してくれました。カフェじゃないけど、ちょっとおいしく一息つける日本だけのひと時。しかも、こんなことするサイクリストはあまりいないらしく、珍しがったお店の方がもう一つおまけにお菓子をつけてくれました。人と違うことをしてみると、こんなラッキ〜なこともあるもん

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  • Finding Sachi on Tokyo Podcast

    TokyoPodcastにゲスト出演しました〜!

    Feb 5 • ブログ • 320 Views

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    私の日本縦断の旅についてTokyoPodcastさんからインタビューを受けました! 英語だけど、楽しくて笑えるポッドキャストですので、みなさんぜひ聞いてみてくださーい。(後半登場します) http://www.tokyo-podcast.com/finding-sachi

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  • Grilled eel and rice dish that can be enjoyed in three ways

    82-85日目 雨にも負けず、台風にも負けず、名古屋にたどりつく!

    Feb 4 • ブログ • 223 Views

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    戻りましょ、2011年に。自転車で名古屋にたどり着いた時に!ブログはすっかり回想記になってしまったけれど、日本の美味しい幸には一年後も変わりはないのでして。 みなさん覚えてますか?5月の末に結構なサイズの台風が来たのを!あの直後です、私が岐阜から名古屋に向かって自転車に乗って行ったのは。景色がいい方がいいな〜、と木曽川の川沿いを走ったのが失敗だったというか、全然台風の風が治まってなくて、荷物を載せたサクラで進むどころか立っているのがやっと。 ゆっくりこいだらどうだろう、と試してみたけれど、まるでこれじゃ風の中に放り投げられた一枚の紙切れ。体を低くしてしばらく自転車にまたがって必死に立ったまま待ち、風が弱くなってから手で押しながらこの道の終わりまでたどり着きました。あぁ、今から考えてもこれがこのツーリングの中で一番の強風だったのは間違いありません。角を曲がってからは打って変わってかなり楽しくなりましたけどね。台風の追い風で自転車に乗った事ってありますか?まるでターボエンジン搭載車ですよ。これだったらいつも吹いてくれてもいい。 さて、やっぱり名古屋に来たからには一目見なくては、と名古屋城へ。金のシャチホコがキラキラ輝いている!こんな立派なお城があるのに、さらに天守閣も建設中でした。さすが名古屋、ですね。そうだ、この地域と言えばやはり自動車産業が有名ですよね。豊田市も近い。 ところで名古屋城よりもびっくりさせられたのは、すぐそこにある県庁。知らなかった私にとっては、お城よりこっちの方がある意味すごい。迫力! 自動車産業に加えて名古屋といえば名物がたくさんありますね、このひつまぶしとか!「なまずや」さんという有名なお店に連れて行って頂いたのですが、もちろんうなぎです。上にも中にも、なんと豪華な。うなぎも全国で色々スタイルが違うけれど、どれも美味!!外国の方も、日本のうなぎの蒲焼きが好きな人たちは多いんですよ〜! 鉄板焼きのお店にも一緒に行きました。さて、この中身は・・・? アサリの酒蒸しでした。おいしいですよね〜!ちょっとバターなんか入れても。フランスとかベルギーだとムール貝の白ワイン蒸しがこれに相当する名物ですね。食べ物で異文化を考えるのは楽しいなぁ。・・・ただ食いしん坊なだけかな。 これは初めて、ホタテの牛肉巻き!お肉も魚介も食べたい・・・でも決めきれない・・・そんな人

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  • Deer in Shiretoko, Hokkaido

    193-195日目 熊鈴チリリン、知床国立公園

    Oct 1 • ブログ • 250 Views

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    大型台風が北海道を過ぎるのを待ってから、とうとう知床国立公園に自転車で入りました。ヒグマの密集度が世界から見てもとても高い地域で、自転車で行くのを実はすごく嫌だと思っていたのですが、この熊ベルを買ったら少し安心しました。しかしこの飾りに付いてる熊、絶対会いたくない姿!だけど一人でプッと笑って自転車のハンドルにつけました。チリンチリンと結構音がよく響いてくれて、小さな事なのに偉く私を落ち着かせてくれました。 知床半島はとても雄大で綺麗な山が連なる、みなさんご存知の通り、ユネスコの世界自然遺産です。冬にはその連山が真っ白に染まり、流氷が漂着して今とは全く違う、本当に美しい景色を見せてくれるそうです。うう、それも見てみたいですねー! 見て下さいこのヒグマの手の大きさ。既にある恐怖心を更に肥大させる必要はないんですけど、会いたくない相手のサイズを一応チェックしてみました。このマッチにはとても勝てそうにない・・・。 知床国立公園に入ると、オシンコシンの滝という結構大きな滝や、マスの遡上を川で何度も見かけながら、知床五湖へも行きました。(坂はきついけど自転車は駐車料金がタダでしたよ皆さん!笑)10分間の主に熊についての注意事項のレクチャーを受けた後、5つの小さな湖の周りの森の中の遊歩道をゆっくり散策することができます。熊のベルもあったし、他にも歩いている人がいたので、全くもって怖い思いはしませんでした。ホっ。とても静かでそれはそれは美しい自然の中を、少し緊張感を持って歩く感じがなかなか他にはない遊歩道です。 湖は鏡のように周りの全てを映し出していました。 ここでは時がとてもゆっくり流れるように感じられます。 倒れても尚、優雅な大木。 この知床あたりでは、自転車に乗っている時も歩いている時も、本当に何頭もの鹿とすれ違いました。その角が森の木々とすごく似ていて、まるで森とは一緒の家族なんだということを体で表しているようにも感じました。

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  • 189-192日目 刑務所から神秘の池へ、佐呂間、網走、清里

    189-192日目 刑務所から神秘の池へ、佐呂間、網走、清里

    Sep 22 • ブログ • 416 Views

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    サロマ湖を雨の中出発して間もなく、オホーツクサイクリングロードの看板を発見し、吸い込まれるようにその方向へ入って行きました。ここはオホーツク海沿いにサロマ湖東部から網走までの40km近く伸びる、素晴らしい自転車専用道路です。北海道には列車の廃線後が多くあるらしく、このサイクリングロードもその跡地を利用したものであるとか。廃線好きの旅行者に二人出会ったばかりだったので、この古いSLをサイクリングロード沿いに見つけた時は、いつも以上にちょっと感動が増しました。 古い列車に見入っていると、水辺の方から音楽が近くから流れてくるのが聞こえました。何もなさそうだけどなぜ??と近づいて行くと、何とちょうどそこでは、能取湖のサンゴ草祭りが行われていました。日本一のサンゴ草群集地で、ちょうどこの時期だけ真っ赤に染まる珍しいこの景色。きれいだったのですが、もっと赤くしようと努力して整備した結果が裏目に出てしまったらしく、今年はいつもに比べると赤さが減ってしまったそうなのです。また早く元に戻るといいんですけれど。ちなみにこの日、サンゴ草の色に負けない程すごい赤だったのが私の着ていた雨合羽です。 ここまでせっかく来たので、雨の中網走監獄博物館にも行ってきました。そこには北海道開拓の厳しく悲しい歴史がありました。1891年には、極寒の北海道の冬の中で容赦なく過酷な労働を強いられ、分かっているだけでも200人程の囚人と監視人の犠牲者を出しながら、8ヶ月という驚くべき速さで北海道の中央道路を完成させたそうなのです。今の北海道は網走刑務所なくしては語れないのですね。 博物館では、現在の網走刑務所の食事の展示もありました。栄養バランスの取れた食事で、年齢や労働の種類によって量が違うそうです。 そして看守の家の中には昔の台所の再現もありました。これを見ると改めて、炊飯ジャーとガスコンロへのありがた味が沸きます。 この道東の辺りは本当に湖が多いです。涛沸湖沿いには野生の馬の集団がいてびっくりしました。 次の日には、裏摩周展望台へも行きました。展望台と名のつく場所は、必ず登りがあるということを未だに忘れがちな私は、この日海抜600mのこの場所へエクササイズ的に登ったんですが、案外悪くなかったです。これを悪くないと言えるようになったのは、足が少しは鍛えられたせいなのか、いや、それより何より精神的に少しは強く

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  • 185-188日目 ヘルメットの中に小鳥が!!

    Sep 18 • ブログ • 135 Views

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    前の晩のご馳走に続いて、雄武町のお母さんのボリュームたっぷりの朝食。鮭のことをこの地域では「秋あじ」と言うそうです。そして今が旬の秋刀魚。手前にあるこの牛乳、これ実はこのご夫婦のお友達で牧場経営をしている方が、生の牛乳を私に飲ませようと持ってきて下さったんです!左は冷たいの、右は温かいの。北海道の生の牛乳、本当においしい!みなさんの優しさでお腹も胸もいっぱいです。 北海道で自転車に乗っていると牛をよく見かけます。オホーツク海で黄昏れる牛さん、君の牛乳は本当においしかったよ、ありがとう。 そして、雄武町のお母さんはお弁当も持たせて下さいました。自転車でお腹がすぐに空いてしまうので、とてもありがたく頂きました。やっぱり手作りのおにぎりが一番おいしい。この旅では色んな人におにぎりを持たせてもらったなあ。 お昼も食べて、ただひたすら淡々と自転車に乗っていた私の自転車のタイヤの左側に、ものすごい顔をした小鳥が一瞬目に入りました。 !? ちょっと待った!今のは一体?! 興部(おこっぺ)という街の手前、田舎だけど大きいトラックがビュンビュン通る国道上で急ブレーキ。自転車をガードレールに立てかけ、歩いてさっきの場所へ歩いて戻ると、緑色のきれいな小鳥が目を大きく見開いて、くちばしを「アーーー!」と大きく開けた状態で立ちすくんでいました。怪我をしているのか何なのか、とにかくその顔があまりにも痛々しくて、とりあえず人差し指で頭をよしよししてみたけど逃げる様子もなく・・・。ここにいたらトラックに踏みつぶされてしまうのは時間の問題なので、とりあえずそーっと持ち上げて手に乗せたら、私の指にしがみついて飛ぼうともしません。北海道の国道で小鳥を片手に・・・どうしよう。 とりあえずヘルメットの中に、ハンカチタオルを引いて、その中にそーっと小鳥を置いて、それをハンドルにぶらさげて興部の町に入りました。獣医さんはいますか、と町のJAで尋ねてみたら、牛や豚を見る獣医さんはいるけど、そんな小鳥を見る暇はないだろうし、というお答え。最もですよね、本当は自然の生き物は自然のままにしておくのが一番なのです。分かっています。でもあんな顔で道路沿いにうずくまって、しかもそれが人間の車にぶつかった可能性が高いのではないかと思うと、なんだかそんなに冷たくポイっとこの小鳥を捨てるのはあまりにも可哀想・・・。実は子供の頃に、

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  • 184日目 サケの遡上とホタテ漁師のご馳走

    Sep 18 • ブログ • 142 Views

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    この綺麗な神威(カムイ)岬を眺める場所で、朝の光が当たっている間に油絵を描いている絵描きさんに出会いました。カムイというのはアイヌの言葉で、神という意味の言葉らしく、まるでその通りに神秘的な姿の岬です。神奈川から来たというこの絵描きさんは、私が自転車でここまでやって来たことに偉く感銘を受けた様子で、しばらく彼の絵や私の旅のこと、日本各地の美しい景色のことなどをお話しました。北海道の景色がヨーロッパによく似ていることは自転車に乗りながらよく感じるのですが、この絵描きさんが特別に見せて下さったもう一つの網走の絵もまさにその通りで、モネが大好きだという彼の絵には、木々の間から挿す光が本当に美しく描写されていました。 絵描きさんとお別れした後、ずっとオホークツ海沿いを走って橋に差しかかった所で、視界の右の方で何かが動くのに気付きました。急ブレーキをかけて2、3歩後ろに戻って橋から下を覗いてみると・・・なんと鮭が何匹も川を遡上しているではありませんか!!どこへ進んで行くという訳でもなく、同じ場所で何匹もゆらゆら泳いでいる鮭。予想だにしなかった初めて目にする光景に、驚きと感動で自転車にまたがったまま立ちすくむ私。ありのままの自然の森の中で、熊を恐れて自転車を必死にこいだり、キタキツネに遭遇したり、鮭が水から飛んで跳ねたり、その雄同士がぶつかったりしている様子を通りすがりでたまたま見つけたりするなんて、まるで何かの自然スペシャル番組の中に飛び込んできたよう。 コスモスがそよそよ揺れる季節になってしまいました。今年は本当にたくさんの花を自転車に乗りながら見たなあ、桜から秋桜まで・・・。 ところでこの日驚いた出来事は、鮭の遡上だけではありませんでした。佐賀県武雄市のイチゴマンの話を覚えていますか?田んぼの横で休憩していた時に苺をくださった若い農家の方です。あのイチゴマンがたまたまこの前日に連絡をくださって、家族でおつきあいのある北海道雄武(おうむ)町にもぜひ寄ってみては、ということでした。調べてみたら、オホーツク海沿いで、なんとこの日にちょうど通る場所! 当日だったにも関わらず、雄武町の奥さんが今晩泊まる所が決まっていないなら家へどうぞとおっしゃって下さり、お言葉に甘えて80kmの自転車の末、雄武町のお家に突然お邪魔してしまいました。到着間もなく、そのご夫婦がよく行かれるという、オホ

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  • 183日目 とうとうゴールの宗谷岬に到着!そして・・・

    Sep 17 • ブログ • 130 Views

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    稚内市を出発した日は、予報に反して素晴らしい青空。宗谷湾の水は本当に透明で、海の底が自転車からでもしっかり見えます。この日も追い風に恵まれて、とうとう日本最北端、宗谷岬へとゴールしました!!!信じられないけど、南国沖縄から、本当にロシアが見える日本の北の端っこまで自転車で来てしまいました。 手の骨を折ってしばらく休憩することにはなったものの、最初はあんなに怖かったこの旅のゴールに到着できたことには本当に感無量です。自分で思いついた計画への準備中と旅の直前には、ストレスからの腹痛、そしてリンパ腺が腫れる頭痛でめずらしく医者にもかかりました。自転車なんて通学と短い通勤のため以外には使ったことがなかった私が、日本縦断のツーリングで合計5,020kmを走破することになるというアイディアは、突拍子のないことのようにも思えるかもしれませんが、こうやって振り返ってみるとこれ以上ない人生最高のアドベンチャーでした。 最北端での食事は、北海道のホタテが載っかった味噌ラーメンでした!最高においしかった。 ここからは、Uターンして稚内市に戻り、電車で南下、というのが私の計画でした。しかし、会う人会う人みんなが、道東は素晴らしいと口を揃えて言っていたので、せっかくここまで自転車で来たのだから、ついでに世界遺産の知床も見に行ってしまおう!と、そのまま宗谷岬から前に進むことにしました。 そういう訳で、北海道の東側の自然を見るため、もうちょっとだけサイクリングです。既に、宗谷岬から東側を下りてきている時点で景色が大部違い、またそれも本当に美しい。広々した牧場に牛達がのんびり太陽を楽しんでいる横を南東へと進んでいます。 このゴールした日には、前進し続けたお陰で、なんとキタキツネにも遭遇して写真を撮ることが出来ました。このすごく綺麗な動物や、景色、空気、全てが自転車に乗っていると何倍にもその素晴らしさが増して感じられます。この初心者サイクリストは、日本中でたくさんの新しい友達に助けられながら、人生の新たな楽しみを発見することができました。知床を見学した後は、フェリーで東北の被災地に寄る予定です。家に帰る前に、日本中で受け取ったみなさんの愛情を、私も被災された方々に分けてこようと思います。

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  • 180-182日目 トンボと自転車に乗るエコな北海道

    Sep 17 • ブログ • 130 Views

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    本当に美しい黄色い稲穂に挟まれて、深川から日本海沿いの留萌へとゴールに向けて走り続けます。北海道で自転車に乗るいい所は、この雄大な自然の他に、手を振ってくれるツーリング中のオートバイのライダー達。一人でただひたすら自転車に乗り続けている時に、たまに手を振ってくれたり親指をあげてこちらに挨拶してくれるライダーさん達には笑顔にさせられるものです。 更に笑顔にさせてくれたのは工事現場の誘導員の方々。なんと礼儀正しく、笑顔の素晴らしいこと。この日だけじゃなく、日本の工事現場は世界にもまれに見る秩序とお辞儀。大変な現場でも道行く人達をなるべく不快にさせないようにと気遣うその態度は実に見習うべき所です。 ところでそんな笑顔の時に続いて現れたのがこの日本一かわいいバス停!北竜町というひまわりが有名な町のバス停は、みんなこの黄色のおとぎ話の様なスタイルで統一されていて驚きました。チャリダー達がたまに北海道のバス停で夜を過ごしているよと話に聞いていましたが、こんなドアまでついた小さな家みたいな所だからだったんですねー! 黄色い稲穂とたくさん飛ぶトンボの姿に、あっという間に過ぎた時と季節の変わり目を感じずにはいられません。4月に伊平屋島で蝶々が周りにたくさん飛んできたとのを思い出していたら、私の前の鞄にも赤とんぼが一休みしに来ました。この辺りは地面に本当にたくさんのトンボが休んでいるので、踏まないように避けながら前進です。 ゆでとうきびは北海道の道端でよく売られていて、私もやっと念願の一本買っておやつに食べました。甘いとうもろこしに少し塩がきいていて、汗をかいた時にぴったり! 日本海側にある留萌の街に出た後は、この北の海域特産の馬糞うにの看板をよく見かけました。私は色々食べたかったのでまさに北海道がぎゅっと詰まったカラフルな海鮮丼をお昼ご飯に頂きました。 ここからしばらく、永遠に感じるようなアップダウンが横風と共に続き、手の怪我で一ヶ月以上の一緒に休憩していた足の筋肉は想像通り少々苦しみを余儀なくされまして・・・。でもこの次の日は快晴と平地、そして何より追い風に恵まれて、最高に気持ちのよく地平線へと続くまっすぐな道を、筋肉痛はあったもののスイッスイ前進しました。ハンドルを握るのに完璧に慣れない左手も、追い風に助けられて嬉しい限り。 壮大で綺麗な牧場には牛、直線の道には自転車の私。ただそ

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  • 178-179日目 北海道と地球に追いつく!

    Sep 9 • ブログ • 110 Views

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    えーみなさん。ご存知の通りこのツーリングブログの記事と私の現在地にはかなりのギャップがある訳ですけれども、ゴールの宗谷岬にも近づいてきたので、ちょっと早送りして現在地のことについて書こうと思います。一応ゴールしたらその報告などもリアルタイムでしたいですし!今のところ飛ばしてしまっている記事も全て後で書き上げるので、またそれは楽しみにしておいてください。 ということで一時的にブログを100日早送りして現在へ・・・。 台風を過ぎるのを待っていた札幌を出発し、昨日は美唄まで、そして今日は深川市までやってきました。札幌では、知り合いにこれでもかというほど色々食べさせられ(嬉しい限りだったんですけど)、骨折から回復中の左手に加えて、多分体重も増え、自転車に乗るのが更に難しくなったかもしれません!?昨日は横殴りの雨と風に途中で見舞われたのですが、それもしばらくしたら過ぎて、とにかくだだっ広いジャガイモ畑にお出迎えされました。掘り起こされている畑も出てきていました。スケールの大きいこと、さすが北海道!見てて気持ちがいいですね。 北海道の広大な地にはとにかく農地がたくさんあって、日本の他の地域とは雰囲気が全然違います。なんか外国みたいなんです、生えてる木の種類も違うし。まるで終わりがないのではないかといった道は、じゃがいもやアスパラガス、とうもろこし、ひまわり、メロン、米などの畑に永遠と囲まれています。 田園では稲穂が黄色くなってもうすぐ収穫の時期を迎えようとしています。田植えの時期からツーリングしてるなんて信じられない!予定ではこんなに長くなるはずではなかったのですけれども、でも良かったんですこれで。 季節が変わるのを肌で感じながら自転車に乗っている間、色々なことが私の脳裏をよぎります。こんなにきれいな所を自転車に乗って行けることの幸せ、そしてそんな自然をどれだけ私たちが大事にしなければいけないかという事。幸せな人生は、「ギブ&テイク」の上に成り立っています。それは私もこのツーリングの中でたくさんの素晴らしい人達との出会いで身を持って感じた事ですけれども、これは環境にも通じることです。地球からずっともらってばかりで、そのお礼をせずにずっと過ごして行く事は、バランスが取れた幸せな関係ではないのは明らかです。 日本は今、津波の爪跡と福島の発電所の問題で大変な状況と向かい合っています。

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