• 38-39日目 人生で一番甘かった佐賀県武雄市のいちご

    38-39日目 人生で一番甘かった佐賀県武雄市のいちご

    May 29 • ブログ • 174 Views

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    諫早市の大叔父と大叔母にさよならした後、佐賀県へと向けて出発しました。小さな島にある長崎空港へ向かう長い橋を通り越し、段々畑がある山を自転車で登ります。 この日の目的地まではもう少し。全国的にも有名な佐賀県の嬉野温泉を通り越し、山を下って行った後に、麦畑にあった木に自転車を立てかけて、少し休憩することにしました。 広がるきれいな農地と私以外に、たまに通る車以外には誰もいません。風に揺れる青々した麦畑の横にちょこんと座って大好物のおはぎを食べる私。きれいな自然に囲まれて、自分がとても小さく感じられます。黄緑色の若い麦が、そよそよ吹く春風に優しく揺れて、ふわふわと柔らかく見えました。 そこへ車が一台やってきました。でも私は反対側を向いて座っていたので、私のすぐ後ろで停まったことにも、特に気付きもしませんでした。 「こんにちは!」 誰かに話しかけられるとは思ってもいなかった私は、振り返って慌ててこんにちはと言いながら顔を上げました。オレンジ色の上着を着た、同い年くらいのお兄さんが立っていました。私が振り返るとすぐに、お兄さんは言いました。 「いちご食べますか?」 「い、いちご?」 休憩モードから切り替わる暇もなく何が起こっているのかよく分からないまま、とりあえず反射神経で出てきた言葉は、「はいっ!」 彼は、佐賀県武雄市のいちご農家の方でした。私が、たまたま彼のいちごのビニールハウスの近くで休憩していた所に、いちごの水をお兄さんがチェックしに来たのです。 お兄さんはグリーンハウスに入って行って、両手一杯にいちごを摘んできてくれました。一人で座っていた所にこんなことが起こるなんて、信じられませんでした。自転車の人達は近くのコンビニの駐車場とかでは見かけるけど、ここで休憩している人はめずらしいと言われました。私は、ここにあった木とお地蔵様が、トトロの一場面(以下ビデオ)みたいで、休みたくなったと言いました。 武雄市で新しくできた友達が作った甘いいちご♪ 「苺も生き物だから疲れるんですよ。だから、水にブドウ糖を入れてあげたりして、様子を見てコントロールしながら甘く育てるんですよ。」 確かに甘くてハッピーな味のいちご達。食べていると自然に笑みがこぼれます。他にも色々な作物や学校給食用にも野菜を育てながら、一歳ちょっとのお子さんとご家族と近くに住んでいるとのこと。 今日はどこまで行く

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  • さち’s 日本語レッスンビデオ① いただきます&ごちそうさま

    さち’s 日本語レッスンビデオ① いただきます&ごちそうさま

    May 24 • ブログ • 150 Views

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    日本でご飯を食べる時に必ず言う、「いただきます」と「ごちそうさま」を世界の人達に英語で紹介してみよう〜!

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  • 34-37日目 パンクの後も食欲旺盛さ!長崎のご馳走

    May 23 • ブログ • 214 Views

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    恐れていたけれど避けられないことが、熊本を出発しようとしてたその時に起こりました。 パンク。 ご存知の方もいらっしゃるように、自転車のツーリングになんて行った事のなかった私。だからパンクの修理なんてやったことは人生で一回もなく、スペアのチューブ2本と工具は持っているけど使い方なんて、はてさっぱり。人生の全ての不測の事態に備えるなんて無理。必要が出てきた時にベストを尽くして対処すればよかとよ。 という訳で、携帯で「自転車のパンク修理の方法」なるビデオをいくつも見ながら、このパンクを2時間(!)もかけて修理しました。ぺっちゃんこになったマイチャリのさくらちゃんの前に小さく座り込み、携帯の先生を片手に、工具をもう片手に持って修理開始。 何にそんなに時間かかったかっていうと、チューブを取り替えた後にタイヤをリムにはめ込む作業。最後の辺がすごく硬くて、なかなか思うようにはまってくれないいい!!汗をかきながらタイヤと格闘すること数十分、フーーーやっとはまってくれた・・・。宿の方に冷たいお茶を頂いてから、フェリーに乗って島原へ渡ろうとやっと出発できました。 朝からそんなことをやっていたので、随分と予定よりも遅れを取ってしまいました。急ごうとしている時って、必ず向かい風だったりしません?この日がまさにそうでした。やたら強い向かい風がビュービュー吹いてきて、こいでもこいでも着かないんです。長崎県諫早市で待つ大叔父と叔母の元へと一生懸命向かい風の中を走る私。 急いでいたけれど、この島原城には寄らずにはいられませんでした。桜が満開の島原城は、まるで時代劇のセットのように完璧に美しくて、本当に感動しました。 美しい景色に美味しい物はよく合うもの。向かい風の中を走ってお腹がぺこぺこの時にかわいいパン屋さんに通りかかりました。 飛ばしに飛ばして、日の入りと同時に諫早の親戚宅に着く事ができました。大叔父と叔母は非常に心配して、あと3時間は着かないだろうと思っていたらしいです。約10年ぶりにやってきたと思ったら、なんと自転車で。知らせてはいたけどびっくりしていました。叔母がすごく豪華な晩ご飯を作っていました。なんと伊勢エビが食卓に!私は大喜びして、またなんでこんなに高いものを?と聞いたんです。 長崎の美味しいお魚たくさんのご馳走で迎え入れたいという理由の他に、実は、この伊勢エビの裏には深刻な今の日

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  • 33日目 アートに浸り日本の春を味わう熊本

    May 17 • ブログ • 135 Views

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    熊本への到着がすごく素敵だったので、もう一日いることに決めました。めずらしくサイクル用ではない普通の服を着て(!)、街へ散歩にぶらぶら出かけることに。 すると、熊本の馬すじ定食が500円、という小さな看板を発見!ちょうどお腹も空いていたので、特に期待もせず、二階にあった小さな和食のお店に入ってみました。 このおしぼり、とっても日本なおもてなし。私たち日本人にとっては当たり前の事なんですけどね、海外の方達の中には、日本食のレストランに行った事のない人もいるので、こういうこともおもしろいと思う人がいるんですよ〜。 熊本と言えば馬肉。これって外国ではタブーに思う人達も結構いるんですけど、熊本に行ったらやっぱり食べんといけんとよ!これは前日からゆっくり煮込んであった、すごく柔らかくて美味しい馬すじの定食でした。このきれいで美味しいランチが500円はすごい。限定10食!ラッキー! シンプルだけどすごく美しいなすのおひたし。この繊細な感じ、すごく日本だなあ。 なんと、この美味しい定食を頂いていたら、熊本の焼酎を2杯もおまけに出してもらっちゃいました、すごい大サービス!(しかもまだ昼間!笑)きれーいな青い切り子のグラス、ああ素敵。ああ美味しい。 熊本に乾杯! このオーナーの料理人さんがすごく面白い方で、10代の時に料理の世界に入ってからのめちゃめちゃすごい話をたくさん聞けました。10年くらい前にも私のように日本を自転車で回っている人がたまたまやってきた事もあったそう。とても楽しかったので、後でまた晩ご飯を食べにくることにしました。 出る前に、そのレストランの横にあった、「角打」のお店を見せてもらいました。角打が何かを知らなかったので説明してもらった訳なんですが、北九州や一部の地域にある、立ち飲みできる酒屋のことだそう。仕事帰りの人達が通りかかりにさっと一杯飲んで行ったり、本格的に飲みに行く前にちょっと寄ったりする所で、労働者(や、または働いてないおっちゃん達も)が集まる、昭和からの庶民文化だと教わりました。とりあえず昼間なんで、ここでは見学だけ。:) 調べてみたら、酒を飲む升の角を、ぐいっと飲んだ後にカウンターにかつんと打いて置く様子が、角打の名前の由来であろうということ。ショットを飲むイメージと一緒ですね。 ところでお昼の後に急いで帰らなければならない理由があったのです。今回泊

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  • 32日目 自転車は幸福のマグネット♪ 優しく美しい熊本を行く

    32日目 自転車は幸福のマグネット♪ 優しく美しい熊本を行く

    May 12 • ブログ • 463 Views

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    このおいしそうな栗饅頭が蒸し上がっている方へと八代から熊本市に向かいます。長距離を自転車で乗ったりスポーツをする日に朝食を抜くのは非常に良くないのですが、この日はまだ朝ご飯を食べていなかったんです。吸い込まれるように、通りかかった道の駅へと入って行く私。 やわらくておいしそうな大福餅もいいなぁ。 みりん味のサバの一夜干しをその場で焼いてあって、その香りに引きつけられてやってきたら味見させてもらえました。朝の9時半だというのに、「ちょっと生を一杯っ!」と言いたくなるこの味。 八代のちくわ屋さんもこの竜北の道の駅に出店してあって、いろんなすり身の商品を揚げていました。その辺一帯がすごくいい匂いで、何を作っているのかなと眺めていました。そしたらそのお兄さんが、ヘルメットをかぶった私を見て、自転車で来たの?僕も自転車好きなんだ、自転車見せてもらってもいいですか?と話しかけてきました。 私のまっピンクのさくら号を見て、ちくわ屋のお兄さんは一緒に写真を撮りたいと大喜びでした。 その後、そこの道の駅で一押しのメニューを教えてもらいました。熊本では畳に使われる「い草」の生産が有名なのですが、なんとそれを使ったい草の「だご汁」(だんご汁)があるというのです。え、い草って食べられるの!? 実は食物繊維たっぷりで、青汁みたいな感じでとっても体にいいらしいです。 私、だご汁大好き!作るのが結構簡単なので、そのうち今度はだご汁の作り方のビデオを英語で作ってもいいですね。(この旅に出る前に、「英語で肉じゃがを作ろう」っていうビデオを作ったので、まだ見てない方はぜひ見てみてくださいね。なかなか楽しいですよ♪) おいしいい草のだご汁の朝食を終えて外に出てくると、なんと嬉しいサプライズが待っていました。ちくわ屋さんが、今度はちぎりを揚げていたんですが、そのちぎりから凄くいい香りが。何かと思ったら、その正体は紅生姜でした。とっても香り高くおいしくて、このレシピを考えた彼は、簡単だからみんなにも家で挑戦してほしいとおっしゃっていました。 なんとその揚げたてのほかほかな紅生姜ちぎりを、袋いっぱい「旅のお供に」と私のために用意してくださっていたんです!うわーーー!!本当に!?どうもありがとうございます〜〜〜!!たくさんの優しい人達に、色んな「幸」を頂きながら自転車で日本を北上している私です。 熊本市へ入って

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  • 31日目 桜の花びらに包まれてサイクリング

    May 11 • ブログ • 138 Views

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    「さくら〜さくら〜♪」 あの有名な桜の歌を頭に浮かべずにはいられないこの季節。菊と共に日本の国花である桜がこんなにたくさん一気に国中に咲くのは結構すごいことですよね。この時期に日本を訪れて初めて桜を見る外国人観光客たちにも、本当に心に残る景色でしょう。私も海外での仕事と生活でこの時期に帰国する事が難しかったせいもあり、本当に久しぶりに日本の桜を直に見ました。そして自転車に乗って見れたのは本当に最高でした。 「桜前線」とそれを予報する日本の風習は、他の国には見られないものです。短いけれど自然が作り出すこの豪華な景色を、みんなが楽しみにしている証拠ですね。日本人の桜に対する愛情は相当なものです。お花見というのも日本独特で、外国から見るならば最高の屋外大パーティー!私も先日

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  • 29-30日目 サプライズ愛情弁当と独り占めのブルートレイン

    May 7 • ブログ • 264 Views

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    新しい友達とおいしい夜桜のお花見を楽しんだ次の朝、鹿児島市を出発すべく起きて階段を降りて行きました。階段の下の玄関に、小さな黒い紙袋と一緒にメモ書きが置いてありました。 英会話教室の仕事場に泊めてくださったジーンさんが、なんと私の為にお弁当を作っておいて行って下さっていたのです!おにぎり、卵焼き、ウィンナー、ミニトマト、苺とりんご。バランスの取れた愛情弁当が私を待っているとはまったく予想もしていませんでしたし、袋からこぼれ出てくる愛情に、一人で「うわ〜〜〜!!」と一人で叫ぶ私。小さな手紙には、出会えた奇跡への喜びと、安全な旅への祈願が書いてあり、それはもう素晴らしい一日の始まりになりました。 お子さんと教師のお仕事がありながら、忙しい中私を受け入れてくださってお花見までしていただき、更にお弁当まで!日本は、そしてこの世界は、こんなにも愛情と優しさに包まれているんだと、またしても気付かされた鹿児島の朝です。一人旅に出ることへの恐怖が、これまでに出会った人達の優しさでいつの間にか吹き飛んでしまっていました。この自転車の旅で、日本中の美味しいものよりもさらに素晴らしいのは、人の温かみだと常に感じ、日々感謝を忘れられません。 鹿児島を北上して行く間、ずっと桜が満開でした。桜のトンネルや川の両岸いっぱいに咲く桜。日本の春は本当に美しい。自転車でその中を通るのは本当に最高で、桜の香りに包まれて乗り続けました。 道の途中では竹の子を売っているスタンドもありました。日本に春の訪れを桜と共に告げるおいしい食材ですね。 春はどこもピンクでいっぱい!芝桜が一面に植えてある所にも通りかかりましたよ。 トンネル内に自転車で行くのはやっぱり怖いです。 鹿児島市から阿久根市に向かって行く途中でサーファーを発見。この辺はビーチもすごくきれい。 カサゴの味噌汁定食。つけあげ(さつま揚げ)のミニボールも付いてます。甘くて美味しい。 この辺でまた有名なのがキビナゴ。これは酢の物です。 この日の夜は、阿久根市のライダーハウスに泊まりました。なんと、昔の寝台列車、ブルートレインに1500円で泊まれちゃうのです!一人で大はしゃぎする私。 ブルートレインは暇な一日だったらしく、私一人でこの寝台列車2両を独占状態でした。 このライダーハウスはビゴップというNPOの団体さんが経営されています。そのみなさんがすごくい

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  • 26-28日目 またね沖縄、ハローチャリダー達!春だ!お花見タイム!

    26-28日目 またね沖縄、ハローチャリダー達!春だ!お花見タイム!

    Apr 27 • ブログ • 172 Views

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    親切な大城さんの家族に一週間近くお世話になってしまいましたが、とうとうお別れの日が来ました。もうあと一週間で小学生になる6歳のこうちゃんと仲良くなって、余計に別れがつらかったのです。入学式の時ヤギ汁をするから食べてから帰れば、と言われましたが、本島の桜が散る前に沖縄から戻らなくてはと考えていたので、後ろ髪を引かれながら本部港へと向かいました。 大城さんとこうちゃんが、船から投げるカラーテープを港に持ってきてくれました。テレビで見た事はあったけど、実際にこれをやるのは初めてでした。手を降りながら、こうちゃんが、「また来てね〜!」と叫んでくれて、すごく感動的なお別れでした。ああ言われちゃったらまた行かなくては。今度会う時はもっと大きくなってるだろうなあ。 本部港で、着物を来た人が同じフェリーに乗りに来ました。お互いの変わった格好について話が弾みます。私は一時間どしゃ降りの雨の中を自転車に乗って本部港へ到着したばっかりだったので、ずぶぬれのオレンジの雨がっぱ姿で、まっピンクの自転車の横に立っていたのでした。 彼は、三好輝(みよしひかる)さんという三味線奏者でした。長い船旅だったので、しばらく一緒にいろいろお話したりして、三味線もちょっと弾いてもらいました。食堂だったので消音駒を使われたのですが、ビデオに撮ってみました。かっちょいいー! フェリーから降りる時には、あと4人の自転車の旅人に遭遇。みんなも日本中を自転車でソロの旅をしているらしいけど、たまたま同じフェリーで沖縄から鹿児島へ乗ってきていたのです。 これまた偶然なことに、その夜泊まるために、鹿児島の同じゲストハウスにみんな向かっていたのでした。九州に戻ってすぐに友達ができて、本島に嬉しかった。 これは鹿児島が終点の3つの国道を示している地図です。私よりももっと経験のあるこのチャリダー達に、色んな質問をすることができました。なんと言っても私はその時点で一ヶ月もまだ乗っていない、超、超、超新米のチャリダーでしたから、毎日実は不安だらけなのです。 一緒に鹿児島の黒味噌ラーメンを食べにも行きました。私は山芋入りのを注文。 ちょうど桜が満開の時に九州に帰って来れてよかった。ギリギリ間に合った〜!! 永遠に続くかのように咲く、満開の桜。日本の春は、本島に美しい。 この日の晩は、鹿児島の薩摩焼酎と久米島の泡盛という、すごい組み合わ

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  • 23-25日目 伊平屋島で蝶々とサイクリング、そして玉ねぎ収穫!

    Apr 27 • ブログ • 200 Views

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    今帰仁村の大城さん達に一時的にバイバイして、離島の伊平屋島へフェリーに乗って行きました。沖縄県の最北端の島で、島の一部が緯度27度線より北に位置するため、地理的に言えば鹿児島県の一部になってもいいのですが、政治的に沖縄県に属するそうです。 この島に来たのは、離島のどれかに行きたいと言っていたら、古宇利島のさーたーやさんで出会った伊平屋島の人に、伊平屋においでよ、きれいだよ、と言われたからでした。運天港から一時間半で到着。 1300人が伊平屋に住んでいるらしいです。10月には、ムーンライトマラソンという大会があって、午後3時頃始まるレースで、みんながゴールする頃には満月の光が島を照らすという、なんともロマンチックなマラソン。島一周がちょうど40km程なので、マラソンにはぴったりです。走るのは得意じゃないけど、私もいつか参加してみたい。 島をサイクリングしていた時に何度も出てきた言葉は、「わー、きれい!」ばかり。 ほとんど誰もいなくて、車もいなくて、まるでプライベートアイランド状態。信号機が島に一個しかなくて、実はそれも多分必要ないんだけど、子供達の教育のためにあるらしいです。 車や人の代わりに、40kmのサイクリング中はずっと蝶々がたくさん一緒に飛んできました。見た事のない柄のものもたくさん。真っ黒に小さい白の斑点が2、3個ついている、まるでシャネルのドレスをちっちゃくしたような蝶が私の周りをチラチラ飛んでは去って行きます。一匹があまりにも長い間ずっと平行に飛んでくるのでスピードをチェックしたら、時速17キロで飛んでました。蝶々って結構速く飛ぶんですね。 伊平屋島で有名な念頭平松の木。大きくて威風堂々。 その日は大城さんのお友達のうちに泊めてもらえました。そこのおじいちゃんがタマネギを育ててあって、私もその収穫にちょっと参加させてもらいました。予想外なことにスポスポ簡単に抜けて、大きい玉ねぎがたくさん取れるのは結構気持ちいい。 毎日恒例だという夕方の散歩にも一緒に行きました。だーーーれもいないすごくきれいな山の道を家族みんなで歩きました。 散歩の途中に、グミの実をおじいちゃんが取って私にくれました。アミノ酸がたっぷりですごく体にいいそうです。酸っぱかったけど全部食べました。 なんか食べ物にツイているのか、その日はちょうどお孫さん達とバーベキューの日でした。他の家族の方

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  • 21-22日目 なりきり黒糖職人の自転車には巨大イカ!!

    Apr 24 • ブログ • 170 Views

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    この日は古宇利島へと自転車で向かいました。古宇利島って、名護から結構近い小さな島で、すごくきれいな大橋を渡ってすぐに行けるんです。お世話になっていた今帰仁の大城さんのお宅からも自転車ですぐの所です。しばらくご無沙汰していたお日様に照らされて、なんて最高のサイクリング日和。 橋の上で、自転車の釣り人を発見。何が捕れるのかと訪ねてみると、 「イカだよ。一緒に探すかい?」 15分くらい一緒にイカを探しながらおしゃべりしました。おじさんが飼ってるヤギとか、最近飼い始めた馬とかの話とか。そんなことやってたら3匹のイカが泳いできた! ・・・でも遠すぎて釣れません。 (ところでイカって生きてる時は1匹2匹って数えて、市場に出てから一杯二杯って数えるって知ってました?!私、昨日知りました。全部、杯で数えると思ってた!) おじさんに、とりあえずあっちの古宇利島を一周したいからそろそろ行かなきゃ言うと、そのおじさんは、あと2時間くらいここで釣ってるから、もしもイカが釣れたら私にあげたいと言ってくれました。うひょーほんと?!とりあえず、帰りがけに会いましょう、と言って島の方へ。 そして古宇利島で、ちょっと座って一息つこうと思って「茶屋」と書いてあるところへ入りました。 「こんにちはぁ〜〜〜」 シーン。 あれ、誰もいないやん。茶屋って書いてあるのに。 と思ってきょろきょろしてたら、隣の建物から蒸気が出てきているのが見えたので、とりあえずそっちをのぞいてみると・・・ そこは黒糖を作っている工房でした。オーナーのおじさんに、 「外にあなたくらいの年の大阪の女の子が仕事してるよ、会っておいでよ」 と言われたので、どれどれと行ってみると、大量のサトウキビを搾る機械にキビをバリバリ入れている女の子を発見。ちょっと話していたら私にもやらせてくれました。 バリバリバリバリーーー! おおおぉぉぉーーー(←私の声ね) 搾られたサトウキビの汁は、パイプを通って建物の中で火にかけられて煮詰められ、最終的に黒糖へとなっていきます。 このプロセスの途中の液体を飲ませていただきました。甘くてあったかい、優しいサトウキビの味。前日の喉の痛みがまだ残っていたのですが、それが和らげられました。黒糖って疲れをとるのにも効くらしいですよ。 「これを飲んで、そこで寝て休んでなさい」 なんと、すぐ外にあった手作りのハンモックで一休

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